エアコンを選ぶ上で性能もさることながら広さに応じて機種が設定されていると思います。
6畳用、8畳用・・・・23畳用など。
しかも「木造」、「鉄筋」と家のタイプも書かれています。
普通に考えると単純に部屋の広さに応じたものを購入すればいいと思ってしまうのですが、そうではないみたいなんです。
「えっ!どうゆうこと」って思いますよね。
実はこの広さの基準って1964年に作られた基準なんです。難しい計算はさておき、1964年って私はまだ生まれていません。50年以上前の基準なんですよね。
この時代の家は今のような高機密、高断熱というようなものは基本的にはなかったと思われます。
夏は暑い空気が入り(今のような異常な暑さはなかったと思いますが)、冬は家にいても隙間風が吹いてストーブの前に集まるような寒さだったとおもいます。
私は40代ですが子供の頃は非常に寒かったのを覚えています。家でも厚着をして過ごしていました。
なので50年前の基準を基に広さを設定しているので、現代の家であればそれよりももっと小さいエアコンで充分対応することができるようなんです。
部屋の広さや天井の高さ、吹き抜けの有無などなど条件がプラスで入ってきますが、それでもエアコンのサイズはカタログよりも小さくしてもいいのかもしれません。
エアコンのサイズが一つ変わると結構、購入金額に差があるので参考にしてみてください。
ただ、あまりに小さいエアコンで広いエリアに対応させようとすると電気代が高くなることもあります。なので電気屋さんに行って相談してみてください。
知識のあってお客さんの立場に立って相談に乗ってくれる店員さんなら親切に教えてくれるはず。
今回の記事がエアコン選びの際の参考になれば幸いです。